1000万円台で家を建てたいのなら一貫請負の企業を選択

戸建てマイホームは庶民の夢の一つですが最大の課題は予算です。日本の住宅建設費が他国に比べて高いかどうかを明確に分析するのは困難です。国によって資材費、人件費、法的規制が異なり単純比較はできないからです。しかし国内において、同じ材料を使い、同じ場所でまったく同じ住宅を建設するのであれば比較は容易です。受注したハウスメーカーが設計から完工に至るまで一貫して直営する場合と、元請けが実務を下請け会社に回し、その下請け会社はさらに孫請け会社に投げるという方式で建築するのとでは、一貫直営方式の建設費が抑えられるのが一般的です。その理由は中間マージンが存在しないからです。多重構造での建築方式では、元請け、実際に仕事をする下請け、さらにその下で仕事をもらう孫請けの3者がそれぞれ相応の利益を得なければならないので、必然的に総費用が高くなるのです。1000万円台の建築費で家を建てたいのであれば、一貫して工事を請け負う直営方式のハウスメーカーに依頼するのが賢明です。

内部に人材確保することでコスト低減にも寄与

住宅建設はさまざまな分野の専門家が携わる総合組み立て産業なので、直営方式でやる企業は各分野にハイレベルの人材を抱えておく必要があります。営業部門はもちろんですが、設計段階では一定の資格を持った建築士が必要ですし、和風建築、洋風建築、独創的なデザイン建築など、多様なニーズに応えられるように、画一的ではなく個性的な設計集団であることも重要です。建設現場では、何より技術力と知識、高い経験値を持つ技術者が求められます。かつてのような職人芸やベテランの勘といった一般化できないものに頼った建築現場では時代の要請に対応できないこともあります。とりわけ伝統的な日本の木造建設においては、より科学的で実証的な建築理論、建築技術、現場のノウハウが求められます。直営式のハウスメーカーの中には技術訓練学校のような部門を設置し、合理的で精密な工法や技術習得プログラムを組んで人材養成をしている企業もあります。1000万台の家を建てる場合でも、安全で快適な建造物にするだけのスキルを持った人材が一堂にそろっている企業は建築コスト低減を実現する企業パワーを持っており、信頼できます。

中間マージン除外の他にもメリットがある一貫方式

下請けを使う方式の元請け会社に建築を依頼すると、中間マージンが発生して予算がかさばるだけではありません。建設中に、間取りを当初より若干変更したいとか、窓を強化ガラスにしたいという希望が発注者に生まれることはよくあります。一貫受注であれば対応は比較的容易ですが、下請け、孫請け方式の場合は問題が出てきます。下請け会社にとって発注者は家を建てる発注主ではなく、仕事を回してきた元請け会社になるからです。簡単に発注主の注文に応じることができないという問題が出てくるわけです。その点、直営方式の会社であれば構造や耐久性などに問題がなければ柔軟に対応できます。つまり、設計部門、資材の調達、基礎工事から仕上げまで一貫して建設工事をする企業であれば、1000万円台の家を建てる場合でも中間マージンがないことを考えれば建物への信頼度も高くなる安心感があります。

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